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医療施設用ロボット等導入促進事業
Ⅰ. 目的
医療施設において、最先端の医療施設用ロボット等を導入することにより、在宅医療を含めた医療現場での効果的なロボットの運用方法および具体的な活用方法を検証します。また、先進的な医療施設用ロボットの導入により、患者様、理学療法士や作業療法士にとって魅力的なリハビリ環境構築への貢献、医療従事者の労働環境改善および業務効率化を目指します。
Ⅱ. 事業紹介
1.検証事業
・概要
検証実施施設に医療施設用ロボットを無料で貸し出し、ロボットがもたらす業務効率や労働環境への貢献度、及び機器のユーザビリティについて検証します。
※ただし、各医療機関で倫理審査委員会又はそれに準ずる機能を持つ各種委員会の承認を受け、患者様の同意を得た上で実施。
また、検証期間中はスキルアップ研修(ロボット操作に関するフォローアップ)、勉強会、中間検証会議、検証会議等へのご参加をお願いしております。
・対象施設
福島県内の医療施設等10施設程度を対象として検証します。
・対象ロボット
①WALK-MATE ROBOT、WM GAIT CHECKER (WALK-MATE LAB株式会社)
②マッスルスーツ®機能訓練モデル (株式会社イノフィス)
③手指ニューロリハビリテーション用ロボット (株式会社メルティンMMI)
④パワード義足 (BionicM株式会社)
※①~③の貸与先は医療施設、④の貸与先は義肢製作所としております。
・貸出期間
2022年7月~2023年2月頃(7か月程度)
・募集受付期間
2022年5月23日~2022年6月22日
2.補助金事業
・概要
医療施設用ロボットを導入する際に必要な経費を、補助金交付により補助し、医療施設におけるロボットの導入促進を図ります。
※導入年度はスキルアップ研修(ロボット操作に関するフォローアップ)、勉強会、意見交換会のご参加をお願いしております。
また、事務局が実施するアンケートにも必ずご協力いただきますようお願いします。
・対象施設
福島県内の医療施設を対象とします。
・補助対象条件
以下の①~③の条件をすべて満たすロボットを対象とします。
①県内で製造・開発された医療施設用ロボット
②医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第2条第4項に規定する医療機器認証を受けているロボット。
③医療従事者の労働環境の改善につながるようなロボット。
・募集受付期間
2022年5月11日~2022年6月10日
3.普及啓発事業
・訪問デモンストレーション
ご要望のあった施設を訪問し、医療施設用ロボット等のデモンストレーションを実施します。ご興味のある施設様、この機会にぜひお申し込みください。
・対象施設
福島県内医療施設、福島県医療従事者養成学校、その他医療系職能団体、医療系学会等
・対象ロボット
現在検討中です。もうしばらくお待ちください。
・募集受付期間
2022年8月~2022年1月予定
Ⅲ. 2022年度 年間計画
1.検証事業
5月~6月 |
検証実施施設募集 |
6月下旬 |
審査会(検証実施施設決定) 各施設へ結果通知 |
6月下旬より順次 |
検証実施施設との契約締結 ロボットの納入・安全使用講習(初期講習) 施設での運用開始(倫理審査委員会等通過後) |
7月~2月 |
スキルアップ研修(ロボット使用に関するフォローアップ)、ヒアリング等 |
11月中旬 |
中間検証会議(中間報告会) |
12月中旬 |
勉強会(機種ごとに1回ずつ開催) |
1月中旬 |
検証会議(最終報告会) |
2月 |
契約満了、ロボット返却 アンケート実施 |
2.補助金事業
5月~6月 |
補助金交付施設募集 |
6月下旬 |
審査会(補助金交付施設決定) 各施設へ結果内示通知 |
6月下旬より順次 |
ロボット導入手続き 導入開始 補助金交付決定通知 |
7月~2月 |
スキルアップ研修(ロボット使用に関するフォローアップ)、ヒアリング等 |
10月中旬 |
意見交換会 |
11月下旬 |
勉強会(機種ごとに1回ずつ開催) |
1月 |
契約満了、ロボット返却 アンケート実施 |
3.普及啓発事業
8月~1月 |
訪問デモンストレーション希望施設募集 |
9月~2月 |
訪問デモンストレーション実施期間 |
Ⅳ. お問合せ先
ふくしま医療機器産業推進機構
ふくしま医療機器開発支援センター
事業企画推進部トレーニンググループ
担当:藤岡、土田
TEL:024-954-4019 FAX:024-954-4033
Mail:
robot@fmdipa.or.jp
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